こんにちは。
9月も中旬だけど
今日も夏日!!![]()
暑かったですねー![]()
この暑さは明日まで?
らしいけど。。。
もう暑さには疲れたよね(^▽^;)
早く秋らしくなってほしいですね![]()
お店も少しずつ秋支度

秋桜も咲きました

秋色のお洋服たちが



並び始まりました


ウールのストールも

まだ早い!?
と、思いながら

ニットもストールも

お嫁入り♡
はじまってまーすヽ(^o^)丿
店主も秋仕様

トルソーちゃんとお揃い![]()
とっても軽いリネンなので
これからの季節にもピッタリ!
ソックスも おすすめです![]()

本日、9/17
父の月命日で実家に行って来ました。
先月、最愛の父が他界してしまいました。
あれから1か月
なんだか、まだ夢を見ているようです。
夏休みに撮った 実家の庭のキウイ

この3日後
父は逝ってしまいました
2日間いただいた夏休みは
2日とも父の病院へ
7月から入院をしていたのですが
夏休みに会いに行った時は
『あいよ
』と、いつものように
張りのある声で返事をしてくれて
笑顔を見せてくれたので
少しだけでも回復して
安定してくれている様子に安堵して
『来週また来るね!』と言って
戻って来たのですが…( ;∀;)
ワタシは、子供の頃から
父のことが大好きで
『父大好き♡』人生を生きて来たムスメなので
最愛の人を失ってしまった悲しみを
どう受け止め
どうやって消化していいのか
実は未だに、まだ実感が無い…?
のが正直なトコロだったりします。
先月、臨時休業をいただいたのは
このような理由からでありました。
m(__)m
お休みをいただき
ありがとうございました。
本来ならば、親の喪の場合は
1週間程度のお休みをいただく
忌引とさせていただけるのかもしれませんが
ひとり営業のお店なので
急なお休みをいただくワケにも行かず![]()
明日は入荷がある![]()
何名様ものお客さまのご来店予定もある![]()
![]()
どうしても
休むワケにはイカナイのよーっっ![]()
![]()
と、
父の訃報が届いた日曜日の夜
急いで会いに行って 実家に泊まり
翌朝、実家から
お店に出勤したムスメであります。
大勢のお客さまがいらしてくれた
とても忙しい1日で
気が紛れて助かった月曜日でした。
はじめての就職試験の最終面接で
『尊敬する人は?』と聞かれ
間髪入れずに
『父です』と答えたワタシ
穏やかで・優しくて
いつも明るくて・とにかく元気で
おおらかだけど、こまやかな
痒い所に手が届く!という
そんな感じの父は
ワタシの理想そのもの♡
会社員をしながらも
ワタシが生まれた頃には
ペン字の師範の免状を持っていて
勉強していたのを記憶している。
多趣味な芸達者な人で
何をやっても器用にこなし
いつも勉強熱心で
常に前向きポジティブ
まさに、ワタシの尊敬する人は
父!だった。
その面接で
尊敬する人は『 ビートたけしって
答えたんだ~ 』って言っていた人は
同じ会社に入らなかったから
きっと落ちたんだろうな… (;^ω^)
こんな繊細な書をしたためながらも


こんなダイナミックな書を書いたり

手先が器用な父は
ハンコも手彫り!

そして、賞状を書き

手彫りのハンコを押す!という
なんでも出来ちゃう
とっても器用な人![]()
小学校の時の運動会
父兄が参加するリレーで
何人もの人をグングン抜いて
颯爽とした走りを見せて
会場を沸かした![]()
運動神経抜群で
足の速い父がカッコ良くて![]()
まるでスーパーマンのようで
自慢だった![]()
朝、電球が切れてるね。。。![]()
って言ってたら
帰った時には、ちゃんと点いてて
さらに電球のストックが何個も用意されてる!
という
とにかくマメで、気がきいて
まさに痒い所に手が届く
そんな優しくて
なんでも出来ちゃう父が大好きだったので
お父さんみたいな人がいいと思って
育ったムスメは
父が理想過ぎて、お嫁に行けなかった![]()
と、いう…(笑)
↑
けっこうマジで ヾ(≧▽≦)ノ
2014年9月13日
お店のOPEN前に来てくれた時♡

父・初顔出し!
お店のOPEN前日
プレオープンに両親揃って来てくれて

11年前の今日だ!
仲間たちに促され
一曲謡ってくれた(笑)

民謡の先生でもある父
美声なのです![]()
お店がOPENしてからも
父は何度も何度もお店に足を運んでくれて
お客さまたちにも
けっこう有名?な名物お父さん
『あら、お父さん!』なーんて
よく言われてたよ(*^^*)
いつもバッグいっぱいに
お煎餅や野菜を入れて運んで来てくれるので
居合わせたお客さまに
『お好きですか?』なんて
野菜差し上げたりして
『雑貨屋さんに来て、野菜もらっちゃった!』
なんて言ってたお客さまも居たな(笑)
月に一度、実家に行って
乾杯できる しあわせな時間♡

乾杯はみんなで
その後は、ずっと2人で(笑)

『まぁまぁ♡』
『いや、こりゃ どーも♡』と
こんな調子で
若い頃は、食事が済んでも
リビングでずっと2人でお喋りしてて
![]()
が終わらないもんだから
『あんたたち いい加減にしなさいよ!!』と
母に怒られ
『おまえの部屋に行くか!』って
ビールを持って2人でワタシの部屋に
そそくさと逃げて
飲みなおす(続きをする)という![]()
気の合う2人

お煎餅好き・タオル好き
ビール好き
わいわい賑やかなのが好き![]()
父とワタシは
好きな物がホントよく似てる(^.^)
『ただいま~』って実家に帰った時は
『元気だった~!?』って
出迎えてくれた父と ハグ~![]()
そうするといつも
『おー 重くなったなー!』なんて
いい歳のムスメの体を持ち上げてくれる父♡
そんな調子の2人なので
いつも傍で見ている母が
またやってるよ…と呆れ顔(^▽^;)
姉のお孫ちゃんが生まれて
みんなで撮った写真が

コレですから
父に抱きつく ムスメ
どんだけ好きなんだよ!!って(笑)
昔、近所のスーパーで
『 寺田先生が若い女の人と腕組んで歩いた 』
って言われた事があったらしい
『 あ~ あれ、ムスメよ!
うちは仲がいいから 』って
母はいつも呆れてたらしい(^▽^;)
学生の頃も
社会人になって実家から仕事に通っている時も
毎朝、駅までいつも父が車で送ってくれていた。
時間ギリギリにしか出て来ないワタシは
急いでエンジンのかかった車に飛び乗り
駅まで送ってもらっていた日々![]()
途中で、駅に向かって走ってる
知らないオジサンを乗せた事も何度も(笑)
『乗ってきますか!?』って
声をかけちゃう
人のいい父
そのうち『おはようございます!!』
『助かりますー!』と
そのオジサンは
車の同乗常連さんみたいになってたな(笑)
離れて暮らして数十年
実家に帰る時も、いつも車で
駅まで迎えに来てくれていた。
高齢になって
車の免許を返納してしまった後は
自転車で迎えに来てくれた![]()

久しぶりの自転車で
転んであちこちぶつけたり
痛い所だらけだったりしながらも
駅の改札には
いつも父が手を振って待っていてくれる![]()
車の時は、さっと着いちゃってた
家までの帰り道
自転車を押して父と話しをしながら
『あの家の木すごいね!』とか
『柿があんなに実ってるよ!』とか
そんな時間が愛おしかった。
あと何回こうやって一緒に歩けるんだろう…
あと何回会えるんだろう…
そんな事を考えながら
父の姿を記憶に残したくて
シャッターを押した。
そして、だんだんと
駅まで迎えに来る事が出来なくなって
改札に父の姿が居ない事に
なかなか慣れず
寂しい気持ちになりながら
約10分の距離を
父は元気にしてるかな…と思いながら
実家へ向かう
玄関先まで迎えに出てくれていた
昨年の10月

いつも決まって
『おー! 康子はいつも元気だな~!』
って、迎えてくれる
父のその言葉が嬉しくて
ついついお喋りになる。
子供の頃から肩を揉んでくれたり
足裏マッサージをしたり…と

昔からスキンシップ多めの親子だったけど
久しぶりに父が足を揉んでくれて

なんだかすごく懐かしい気持ち♡
帰りはいつも夜なので
姉が駅まで車で送ってくれるのを

見送ってくれる両親♡
めずらしく姉不在のある時

両親揃って
途中まで送ってくれた帰り道
『大丈夫だよ!』と言っても
『そこまで送って行くよ!』と
なんて過保護な甘やかされムスメ
両親の愛をたっぷり受けて
すくすくと育ちましたとさ![]()
母屋の離れに父の教室があった

書道教室には
大勢の子供たちが通って来ていた
父も高齢になり
コロナがあり

40年?50年?近くの歳月を過ごして来た
父の仕事場をたたむ事になった
子供の頃
学校から帰って来ると三味線の音が聞こえたり
尺八や三味線がズラリと並んだ教室
書道教室に通って来る
子供たちの描いた
なかよし新聞が貼ってあった教室
長い間、仕事部屋として
父の居場所だった教室がなくなって
更地になった教室跡にはスイカを蒔いた


三味線も尺八も
書道の道具も大量にあった筆や墨も
あんなにあった全ての物を何一つ残さないぐらい
処分してしまった父
『もう使わないんだから いいんだ!』って
『 潔いって言うか・欲がないって言うか
全部あげちゃうんだもん
もったいない
』って
母は嘆いていたけど
きっと寂しかっただろうな…
切なかっただろうな…と思う( ;∀;)
現役時代は
分刻みのスケジュール
いつも忙しく飛び回っていた父は
スケジュール帳が予定でびっしりだった。
年賀状は毎年400枚以上届く
(それだけ父も書く)
書道と民謡
2足の草鞋で家族を養って来てくれた父
父の周りにはいつも沢山の生徒さんや
お弟子さんたちが居て
本当に大勢の人に囲まれていた。
賑やかで明るい父は
宴会部長
寺田先生が居なきゃ始まらない!
ってぐらい
みんなを盛り上げ
いつも会の中心に居た。
夕食の後、
夜は毎日民謡の稽古に出かける
(沢山の支部があるので日替わりで違う支部へ)
途中、生徒さんたちの家を回って
みんなを乗せて行く!
という優しい先生は
いつも生徒さんたちに慕われていて
寺田先生ファンのおばあちゃん達は
多かった(*^^*)
康子が好きだから!と
キウイフルーツを育ててくれて

いつも箱いっぱいに届いた♡

毎年恒例の誕生日プレゼント![]()
すっぱくて誰も食べないミカンも
ワタシが担当![]()

離れて暮らしているので
実家から荷物を送ってもらう事も多く

荷物には必ず父からの手紙が入っていて
その手紙たちは今でも全部とってある

これまで読み返した事は殆どないけど
先日、開いてみたら
会う度に、いつも父が言ってくれていた言葉が
書いてあって

思わず号泣![]()
ヤバイ これは泣いてしまう![]()
涙腺崩壊![]()

まだ読み返すには
早すぎた![]()
大好きだった父♡
父も大好きって思ってくれてたんだ![]()
涙と鼻水でぐちゃぐちゃ![]()

宝物です( ;∀;)
葬儀の時
『 棺に入れてあげたい愛用品などがあったら
お持ちください 』 と言っていただいたのだけど
教室を壊した時に
全部捨てちゃったから何も残ってないよ![]()
と思いながらも
何かないか!!?と
父の部屋を探していたら
(元ワタシの部屋が父の寝室になっている)
見つけた!!
箱の中に数本の筆が入っていた!
民謡やペン字の本
書道の筆や ネクタイ(厳選して10本)
トレードマークのバーバリーのマフラーや
ニット帽などを棺に入れて
母がお気に入り…と選んでくれた
民謡の着物をかけてあげた
残った筆を
少し分けてもらった

クローゼットから
民謡の手ぬぐいと扇子を見つけた!

お宝発見![]()
記念に貰って帰って来ました
唄・三味線・尺八を教える 民謡の先生

父のお祝いの会にて
↑
この横断幕も父自らが書いたもの
ご立派!!
あ、日本武道館で謡った事もあるんですよ(^.^)
ワタシは、物心ついた頃から
いつか両親が亡くなってしまう時が来たら…と
考えると
怖くて怖くて仕方がなかった。
小学校3年生の頃から
その恐怖はこれまで一度も消える事がなく
不安になって、姉に相談した事がある
姉は結婚して子供を産んで
親より大事なものを手に入れたので
ワタシの感情とは少し違う…と言っていた。
そう、人間の歴史上?
一般的には
自分の家族を作って親より大切なものを
持つからこそ、その悲しみを乗り越えられるのだ…
皆そうやって強くなって生きて行けるのだ
と。。。
そう思うと、ワタシは
親より大事なものを持っていない
家庭を作っていないし、子供も持っていない
ワタシはその悲しみに耐えられず
壊れてしまうのではないか…?と
ずっと怖かった。
晩年は認知症もあって
記憶が曖昧になる事も多くなっていた父
もし父がワタシの事を忘れちゃったら?
そんなの耐えられない
って
思っていたけど
老いというものを目の当たりにして
会う度に少しずつ変わっていく
父の姿を見て来たので
父が辛くなければ
父が悲しくなければそれでいい
ワタシの事なんて忘れちゃってもいい…
と 思えるようになっていた。
父の介護
毎日の事・これからの事
今回病院にお願いする事…
姉と何度も何度も
毎回、電話は2時間以上
父の事について
家族の事について話して来た。
それでいいのか?
本当にそれが最善なのか?
悩んで悩んで考えて考えて
葛藤して
姉とワタシの気持ちは
いつも一緒で
とにかく父が穏やかで
辛くないように
父を守りたい!その気持ちだけは
変わらなかった。
でも、
もっとしてあげられる事があったんじゃないか?
もっと、こうした方が良かったんじゃないか…?
本当にこれで良かったのだろうか…?
と、罪悪感に苛まれたり
介護を経験して来た友人や先輩方から
『 それでよかったんだよ 』
『 誰だってひとつの後悔も無い人なんて
居ないんだから 』
と 言葉をかけていただいて
少し気持ちが救われたような気になったり…
今回、うちの家族と
両親の兄姉
(はもう他界されてしまっているので)
その息子さんたち(甥っ子さんたち)
だけの家族葬で
父を見送りました。
葬儀社の方々も
お寺のご住職さまも
気持ちを寄せてくださって
心をつくしていただいて
本当にありがたく
感謝でいっぱいの気持ちになりました。
子供の頃から
ワタシが一番好きだった父との写真を
姉が選んでくれたらしく

斎場に飾っていただいてあって
ビックリ(*_*)
なんだか、ほっこり♡
すごく嬉しかった
お姉ちゃん♡ ありがとう![]()
『 おじちゃんに会って来ました! 』と
近所に住む幼なじみが
父に会いに実家に行ってくれたそうで
『 満面の笑み!
まん丸笑顔のおじちゃんは
いつものおじちゃんでした(笑)』
と連絡をくれて
嬉しかった![]()
いつも笑顔の父だったので
とにかく笑顔の写真じゃなきゃダメ!
ぜったいそれだけは譲れない!!
と、満面の笑み・100%スマイルの父を
遺影に選んだのです(*^^*)
ワタシの携帯
には
数えきれないほどの
父 コレクションが(笑)
『 いい笑顔ね~
』
と、皆さんに言っていただけた
最高にHappy Smileな父が
笑ってくれています
(●^o^●)![]()
戒名なんて、意味さえもわからず
これまで全く興味もなかったけど
今回、父の戒名をいただいて
胸がいっぱい♡
葬儀の打ち合わせで
お寺に行った時に
父の人となり等を
お話しさせていただいて
そこからご住職さまが戒名に
『文』と『唱』と『円』の文字を
入れてくださったのです。
筆やペンで文字を書き
民謡を唱い
いつも穏やかで賑やかに
沢山の人に囲まれ和をつなぐ円満な人柄
父そのもの![]()
戒名をこんなにありがたく
愛おしく思えるなんて
ワタシも大人になったのかな…(^.^)
以前、大好きだった叔母が亡くなった時
『悲しむのではなく出会えた事に感謝して』
と、父がかけてくれた言葉
今、父が亡くなって
悲しくて・寂しくて
泣いてばかりいるワタシは
以前、父に言われた言葉を思い出している
『1日 24時間・1年 365日
みんな同じなんだから、泣いてちゃつまらない!
笑ってた方がいいだろう?』
毎日忙しくしてるよ![]()
毎日お店で笑ってるよ![]()

お店頑張ってる事
いつも応援してくれてたから![]()
お店のOPEN 当初
父が旅先で買って来てくれた招き猫♡

11年間ずっと
お店の中に居るんです![]()
父が亡くなってから毎朝
『お父さん♡ おはよ~
』って
挨拶してから1日がはじまります(^^)
父がお店から1輪折って
背広の胸ポケットに入れて
持ち帰ったモッコウバラ

父の教室があった実家の庭で
毎年咲いてくれています
これからもずっと♡

1か月が経って
やっと話せます。
長くなってしまいましたが
ワタシの最愛の人
大好きな父の事を知っていただきたくて
長々と超プライベートなお話で
失礼しました。
悲しむのではなく
60年近くもの長い間
大好きな父と一緒に過ごせた事に
心から感謝して♡
でも、今日
1か月ぶりに実家に帰って
父の祭壇の前に座ったら
涙が止まらなくなってしまった。
『会いたかったーっっっ』って
あぁ、ワタシ
会いたかったんだ…( ;∀;)
岡田屋さんで和菓子を買って

いつも一緒に食べてた麩まんじゅう♡
箸置きはボンヌちゃん(*^^*)

久しぶりに
乾杯して来たよ♡
ムスメ・これからも
頑張って行くよ

こんな
も もうすぐ60歳
見守っててね!
The昭和な写真
時代を感じますね(^^;
来週、四十九日の法要で
父の納骨があるため
またまた臨時休業を
いただかなければなりません。m(__)m
9/27(土)
お店は臨時休業とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが
何卒宜しくお願い申し上げます。m(__)m
23日(火)祝日 秋分の日は営業します。
そして、お店は
明日、9/18 11周年を迎えます![]()

いつも本当にありがとうございます♡
12年目も どうぞ
よろしくお願いいたしますヽ(^o^)丿